公立大学法人 兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科

藤原研究室 (Yoshi Fujiwara)
Yoshi Fujiwara Laboratory

社会や経済の現象の大規模なデータの解析、モデル化、シミュレーション

社会や経済の現象には注目すべきパターンが存在します。そのパターンは「法則」というよりは、複雑な系に広く観測される「統計的な構造」です。そのパターンはときには壊れたり、変化していくことが分かってきました。社会や経済の現象を対象として、複雑系科学と統計科学のアプローチを用いたそれら現象の解析、モデル化、シミュレーションとその応用が私の行っている研究です。
最新の研究では、社会や経済のさまざまな現象に関する大規模なデータが利用可能になっています。一方で、複雑系科学の複雑ネットワークや統計科学の機械学習など、研究手法にも面白い展開が見られます。2020年に稼働を目指す「ポスト京」プロジェクトでは、社会科学へのスパコンの利用も視野に入っており、私は国内外の物理学者、経済学者、計算機科学者や実務家らと共同研究を行っています。このような環境を活かして、未踏の研究にチャレンジする人を求めます。

研究対象の例:生産や金融に関わる大規模な経済ネットワーク / 個別物価の変動とデフレ・インフレ / 複雑ネットワークの可視化 / 株価変動間の情報の流れ / 暗号通貨における取引データ

研究分野のキーワード:社会経済ネットワーク、経済物理学、複雑系モデリング

自動車産業の一部に起きた経済ストレスが他の企業に伝搬していく様子を、スパコン「京」で計算して動画として可視化した。光っているところが強い経済ストレスを受けた企業を示している。各点の大きさは企業規模、色は業種、影響を共通して受けやすい企業群がより近い場所に配置されている。(理化学研究所、株式会社ターンストーンリサーチ、デジタルハリウッド大学院の協力による)


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