公立大学法人 兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科

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2020.06.26

短期オンライン・インターンシップの開催について

例年、シミュレーション学研究科では、夏休み期間中に大学生や高等専門学校の学生を本研究科の各研究室に受け入れ、本研究科の教員による指導の下でコンピュータ・シミュレーションを体験する夏期短期インターンシップ(体験学習)を実施しておりました。今年度も実施する予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、今年度は来校してもらって対面でのインターンシップは取りやめ、プログラムを一部変更しWebを利用した短期オンライン・インターンシップを開催することにいたしました。
但し、来年3月頃に新型コロナウィルスの感染状況が落ち着き、来校してもらっての開催が可能となりましたら、これまで実施していた対面でのインターンシップを行う予定です。その際は、改めて告知いたします。

対象者

対象は、大学生、または高専本科4, 5年生、専攻科生です。

費用

実習料は無料です。

実施期間

2020年8月から2021年3月までです。インターンシップそのものは5日間(30時間)です。皆さんの都合の良い時期を自由に選んでいただき、担当教員と相談してインターンシップを行う時期を決めてください。

実習内容

実習はオンライン上で行います。担当教員、テーマ、内容などは下記をご覧ください。実習するインターンシップの時期や内容は、本インターンシップの担当教員と相談してください。実習内容は大学1~2年生、高専本科4~5年生向けに設定しており、大学1年生程度の知識があれば理解できる内容になっています。実習の最終日には報告会を開催し、Web上で実習内容を発表していただきます。
実習生の所属大学・高専において単位認定を行う必要がある場合は、評価書を作成いたします。実習生は所属機関の単位認定要件や評価書様式を確認の上、評価が必要な旨を本インターンシップの担当教員に申し出てください。

相談や申し込み

担当教員に直接メールで相談したり、実習の申し込みをしたりしてください。

実習テーマ

メールを送る際は、[AT]を@に変換してください。

担当教員 テーマ 内 容 習得できる技能
鷲津 仁志 教授
washizu[AT]sim.u-hyogo.ac.jp
オリジナル潤滑油を作ろう 自動車の燃費はエンジンや変速機内の摩擦をどれだけコントロールできるかに依存しています。分子動力学法は、分子の動きを追跡するシミュレーション手法です。本研修では、これをオイル分子に適用することによって、オリジナルの潤滑油を作成し、分子レベルからの摩擦発現を研究します。 分子シミュレーション、マイクロナノ機械工学の基礎知識
安田 修悟 准教授
yasuda[AT]sim.u-hyogo.ac.jp
流体現象の並列計算や可視化 計算科学の分野において、流体のシミュレーションは、現在、様々な分野で最も実用的に活用されているアプリケーションの一つと言えます。本年度のインターンシップでは、流体現象のシミュレーションをスパコンを使って走らせたり、シミュレーションの結果を可視化する作業に取り組んでもらいます。 流体のシミュレーションの基礎
永野 康行 教授
nagano[AT]sim.u-hyogo.ac.jp
建築構造物の構造設計 建築構造物の常時及び地震時における安全性検証を実施することは重要である。その際、構造計画もさることながら構造計算も重要である。さらに超高層建築物の設計において不可欠な、地震応答解析を実施する際はコンピュータの使用は不可欠である。本インターンシップでは、S造とRC造の基本的な構造設計を例題を通して実施し、自らの手で基礎的な構造設計が出来るようになることを目標とした内容としている。 建築構造物の基礎的な構造設計
島 伸一郎 准教授
s_shima[AT]sim.u-hyogo.ac.jp
雲と雨のシミュレーション 気象シミュレーションの基礎を学びます。特に、私達が独自に開発した「超水滴法 (Super-Droplet Method)」を使った雲の精密シミュレーションを体験します。なお、本研究室ではデータ同化や同期現象についても研究を行っております。参加者の希望と予備知識に応じて別の研修内容を用意することもできますので、気軽に相談して下さい。 気象シミュレーション、データ同化、同期現象の数理
土居 秀幸 准教授
doih[AT]sim.u-hyogo.ac.jp
環境DNAによる生物分布データ解析 環境DNAとは、水中など生態系内に存在するDNA断片のことです。近年、湖沼や河川などの水中に存在する環境DNAを利用して、魚類などの大型生物の分布や生物量などを推定する新たな手法が開発されつつあります。環境DNA手法は水をすくって分析するだけで調査できることから、既存の採捕などの手法と比べて低コストで多くの調査地を調査できることや、生息場所を破壊せずに調査できるなど多くのメリットがあります。そこで、DNA増幅などの分子生物学的手法により、環境DNAの分析を行うとともに、R言語、QGIS(オープンソースGISソフト)によるDNAデータ解析や、シミュレーションを用いた生物分布推定について学びます。 統計解析・空間解析(R言語、オープンソースGISソフト)