教育

教育の特色

本研究科は、社会発展に対して新しい潮流を作り、社会の様々な問題解決に貢献できる「シミュレーションの実践能力の高い人材」を養成することを目指しています。これには、シミュレーション学におけるシミュレーションを理解する必要があります。シミュレーションにとってコンピュータによる計算は必要不可欠ですが、シミュレーション学におけるシミュレーションとは、コンピュータ・プログラムを組み、計算し、結果を得ることだけではありません。シミュレーション学におけるシミュレーションとは、問題発見から解決に至るまでの物語を作ることです。良い物語を作るには、様々な視点から問題点を探り、対象の全体像を描かなければなりません。例えば、対象が自然現象だったとしても、その現象は政治や経済の影響を受けているかもしれません。さらにその物語を実際に確かめるには、コンピュータ・シミュレーションが必要です。これには、計算プログラムを組む力が必要となります。本研究科には、シミュレーションの基盤、自然科学、自然災害、産業、経済、政策など、幅広い分野の教員が揃っています。シミュレーション学におけるシミュレーションに必要な知識や技術は広範な講義から会得し、必要な場面に応じて教員から適切な指導を受けることが出来ます。

入学1年目は、シミュレーションを行うのに必要な根本的な考え方から予備的な知識、シミュレーションが力を発揮する対象や分野、シミュレーションの基本的な方法、さらに応用的で多様な方法や知識を学習する期間としています。これらのことを1つ1つ丁寧に、講義と演習によって学びます。

2年目には、1年目で学んだ一連のプロセスを自立して実行できるようになるために、自主課題研究を課します。ここでは本研究科の基本的な研究テーマに基づいて、本研究科の教員全員の支援を受けながら自らの力で研究テーマを見つけ取り組みます。自分の発想を自らの力で具現化し成し遂げる醍醐味を、本研究科で是非味わってください。

シミュレーションの実践能力を修得するための段階教育

フォローアップ科目、共通必修科目、選択科目(分野別必修科目を含む)、自主課題研究を設け、シミュレーションの基本的な考え方・基本技法の修得から、実践能力を段階的に身につける教育課程とします。

自主課題研究性の採用

シミュレーションの実践力を養うため、講義・演習で身につけた考え方・技法を自らが選ぶテーマで実際の問題に適用する自主課題研究を行います。研究指導教員の指導計画のもと、シミュレーションのプロセスごとに専門性の高い教員が指導にあたり、一連のプロセスを一貫して高いレベルで実行できる力を養います。

国内外の大学・研究機関との連携

世界的に活躍する研究者を国内外から招へいし、各分野の最先端の話題について紹介してもらうセミナーを開催します。特に、海外では、東南アジア、欧米等の先端分野の研究機関と協定を結び、教育・研究面で緊密な連携を築いています。
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産業界との交流・連携

さまざまな企業との交流・連携を活発にし、修了後、企業への就職がよりスムーズにいくような体制をとっています。