シミュレーション学研究科について

シミュレーション学研究科は、シミュレーションを単なる道具ではなく、1つの学問体系として学ぶ大学院研究科として2011年4月に開設されました。その学問体系として、本研究科では「シミュレーション学」を提唱しています。シミュレーション学とは、過去の成功や失敗の教訓のみから答えを求めず、人と社会と自然が共に豊かになるように、シミュレーションを活用して未来のあり方の中に答えを求める学問体系のことです。

この実現には、自立した人材およびその育成が必要不可欠であると考えています。我々が考える「自立した人材」とは、先入観や常識にとらわれず自らの目と手で物事を確認し、常に本質を捉えようとする意志を持って、自らの力で意義のある課題を見つけ取り組むことができる人のことです。

この新しい分野を自分自身の力で切り拓いていこうとする意欲ある人を求めます。

在校生の声(2011年4月入学)

私は住宅関係の企業から、シミュレーション学研究科の修士課程に社会人学生として入学しました。入学前は、災害に強い建築物に対して興味を持っていました。しかしこの研究科に入学して、建築物といった物質的な面だけではなく、これまであまり考えていなかった、災害と人、それらを取り巻く社会についても考えるようになりました。シミュレーション学研究科は自分の中に隠れている新しい一面を引き出してくれる研究科だと思います。

 男子学生(28歳、建築出身)

私は大学時代に学んだ分野と異なる研究に取り組みたいと考えています。しかし、テーマを自由に考えた時、自分は何に興味を持っているのか、今、なかなか見いだせずにいます。これまで自分でこのようなことを考える機会は、ほとんどありませんでした。今、先生方と議論をしながら、本当にやりたいテーマを探しています。シミュレーション学研究科に入学して、自分を理解することの難しさと、その重要性に気づきました。

 男子学生(23歳、電気電子出身)

I appreciate very much the intellectual at mosphere at School of Simulation Studies. The academic environment is reminiscent of the movie “Dead Poets Society,” in which a group of school students discover a passion for poetry. The School of Simulation Studies encourages us to broaden our knowledge and engage in an open discussion of our ideas and opinions.

 ポーランド男子留学生
(24歳、コンピュータサイエンス出身)

私は大学4年間、建築デザインを学んでいました。自分が考えたデザインを、より自由に表現する方法を学ぶため、シミュレーション学研究科に入学しました。初めは分からないことだらけで戸惑いましたが、毎日たくさんの先生に支えられて勉強しています。自分が考えた建築デザインの魅力を、多くの人に伝えられる力をこの研究科で身につけたいと思います。

 女子学生(23歳、環境デザイン出身)